2019_11_21(木) 11:26

親の介護は「施設」?「在宅」?親孝行って?【人生と介護】

記事投稿: 二児のパワフルママ

2019_11_21(木) 11:26

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記事投稿: 二児のパワフルママ

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もう、カレンダーの残りが少なくなりました。

クリスマスやお正月の準備をどうするのか考えないといけない時期でもあります。

年末年始にご両親のいるご自宅へ帰省される方もいるのではないでしょうか。

そんなとき、ちょっと話してみてほしい「今後の事」があります。

★目次★

「親の介護」は「家族」がすべき?

「在宅介護」が言われ始めて、国や医療保険制度・介護保険制度は全般的に「在宅介護がよい」という雰囲気があります。

もちろん、「在宅介護」が良いといわれる理由もありますし、膨れていく医療保険・介護保険といわれる社会保障費を考えると、施設より自宅のほうがお金もかかりにくいでしょう。

しかし「在宅介護」となったとき「家族」の協力が必要であることは忘れてはいけません。

こんなに施設が充実してきているにもかかわらず「親の介護は自宅で」という雰囲気はどうして根強く残っているのでしょうか?

そのヒントは「介護保険制度」がない時代にあります。

では介護保険制度がない時代、高齢の親の介護が必要となったときの時代背景を見てみましょう。

親の介護は「家族が在宅で」が当然だった!?

昭和一桁生まれの人たちが、親の介護をしてきた時代(現代の80代半ば以上の人が親の介護をしていた頃、西暦で言うと1970年代~90年代ですね)。

そのころには女性の結婚はクリスマスケーキと一緒(23・24日が一番売れて、25日以降だと半額になるケーキとなぞらえられていた)だとか。

女性は結婚すれば専業主婦で、若くして子供を産み、子育てが終わった50代頃に親の介護。

長男の嫁が一番苦労することが多いのですが、それでも、夫に兄弟・姉妹も多くいたため、比較的介護に時間や手をかけることが出来る環境がありました。(こうした性役割、今ではかなりの女性軽視ととられかねませんが……)

また、親の介護に関しても、医療が今より発達していなかった(※)ため、実質の介護年数が現代よりも少なく、静かに天寿を全うしていった時代でもありました。

※現代は医療技術の進歩で、口から食事が摂れない場合は胃ろう(胃に穴をあけて栄養をいれるようにすること)処置がされたり、呼吸がしづらければ気管切開(喉に穴をあけて機械等で呼吸ができるようにすること)等の処置がされることも多くあります。

こうした経験を重ねてきた方たちが、これからいよいよ介護を受ける番となっているわけです。

自宅で介護をしてきた人たちからすれば「老後は自宅で」とか「介護は自宅で受けられる」という意識があるのは当然の流れかもしれません。

今の高齢者にはロールモデル(お手本)がない!?

一昔前は、仕事も60歳で定年し、65歳までは退職金や嘱託で仕事をしていました。

そして仕事を引退すればそれなりの年金が入っていた時代です。

70代~80代で天寿を全うする時代では、定年後の「老後の時代」もそんなに長くありませんでした(10年程度)。

今と比べて介護や医療費の負担も少なく、介護する家族がいた時代では、老後は本当の意味での隠居生活とはちがい、第二の人生として趣味や地域とのつながり、そして孫の世話などとたくさんの役割をもって楽しめていたと思います。

一方で現代。70代半ばで亡くなっていた先の時代からすると、今の高齢者は本当にお若い!そして元気!

70代で亡くなると「若かったのね」といわれるこの時代。

仕事にしても諸々の活動にしても、国は「生涯現役!」に旗振りをしているようですが……。

自分の親世代が70代、80代で静かに旅立っていった今の高齢者からすると「元気でハツラツとした70代以上」の人生の過ごし方がわからないのです。

老後をどのように過ごしていいのか、諸先輩方のお手本がない。これは大変でもあるのです。

「在宅介護」は「介護を家族で抱え込む」ではない!

国家予算などの絡みもあり「在宅介護」を銘打ち、その流れとなりつつある時代ですが、これは「家族押し付け介護」ではありません。

専門家ですら介護の仕事をしていて、鬱になったり虐待の一歩手前で踏みとどまったり、介護から離職する人もいるわけです。

ということは、知識や技術の少ない家族が介護となれば、負担は大きくなるのが当たり前。

子育て以上に難しく、そして何より介護には終わりが見えない。

子育ては徐々に自分でできることが多くなりますが、介護はどんどんできなくなってくる。

そんな負担を家族だからといって強いられる必要もないと思うのです。

しかしながら、もし周囲から「親を施設に入れるなんて」という声が聞こえてきたならば…。

知っておいてもらいたいことは、介護する人・受ける人のお互いが負担なく生活していくうえで、施設の選択肢は決して「親不孝」ではない、ということです。

むしろ、介護施設はお互いの幸せのための大切な場所や介護の方法なのです。



介護の施設ってどんなところなんだろう?

介護施設は昔の姥捨て山です!なんて言われることもありましたが、とんでもない

トイレも食事も介護も医療も面倒見てもらえて、暖かい部屋で快適に過ごせます。

しかもそれを本人の趣味嗜好も大切にしてくれて・・・。

家族は笑顔で会いに行くことが出来る。時々、自宅に連れて帰って外泊もできる。

こんな風に適した利用ができている時に、介護するのは大丈夫だと思えるのです。

昔の施設のイメージがあるかもしれませんが、一度見学に行ってみるのも良いですね。

そして、何より大切なのは、介護する人・される人がどんな人生を送りたいのか、一緒に話し合ってみることです。

百聞は一見に如かず!

親も私たちもそうですが、まずは見てみることが大切!

インターネットからでも構いませんし、自宅近くにある施設からでも大丈夫です。

新しく開設した施設は「内覧会」という形で施設を見学させてくれる場合もあります。

「これからどんな毎日を過ごしたいか」、そんなところから家族と話し合ってみませんか?

オハナスタイル公式ライター : 二児のパワフルママ

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