女優やタレントとして活躍する「堀ちえみ」さん。
関西では情報番組でもコメンテーターとして多くの人に愛されていて、今は7人のお子様がいるお母さまとしても、色々な情報を発信されていました。
そんな堀ちえみさんは、2019年2月19日、ご自身のブログで「舌がん」であることを公表され、手術を受けられました。
堀さんご自身の言葉で公表された内容は、がんになったことを子ども達に伝えた場面などが記されていました。
それは世間に大きな衝撃を与えるとと共に、「家族が【がん】になるということ」を私たちに教えてくださる大変貴重な機会に。
しかし舌がんを手術、治療をされていた堀さんが、2019年4月15日、「食道がん」であることを公表されました。
今回は家族がHAPPYに過ごすため、私たちが「がん」に対して今できること、について考えてみます。
家族のために「がん検診」行っていますか?
企業に属していれば、年に1回「健康診断」がありますね。
そうでなくても、自治体によって35歳、40歳、50歳などの年齢で、がん検診に補助がでるところも多くあります。
集団のがん検診は、もちろん100%初期のがんが発見できるわけではないようです。
それでも、がんは「より早い時期に」見つけられた方が、治療の選択肢が広がるのは事実。
ちょっとめんどくさいな、と思っても、がん検診に行くのは「家族のため」と思って、しっかり健診を受けましょうね。
著名人の多くが「がん」を公表している
一昔前までは、「がんで闘病中」である、ということはできるだけ伏せたいことだったようです。
しかし初期のがんを治療し、健康を取り戻す人が多くなってくると、著名人の中でも「がんで闘病中」ということを公表する人も増えてきました。
例えば「雨上がり決死隊」の宮迫さんは、初期の胃がんを公表、手術や治療を経て、現在も第一線でご活躍されています。
「がん」という病気の闘病生活についてはもちろん、今は少しずつですが「がんで闘病する人の家族」をサポートする体制も整いつつあります。
家族が「がんになった時」、その闘病をささえる家族をサポートしてくれる団体については、病院にいる「メディカルワーカー」さんに相談したり、国立がんセンターのHPで情報を探すのも大切です。
国立がん研究センターの「家族ががんになったときに知っておきたいこと」のページはこちら
国立がん研究センターのHPはこちら
おわりに
がんに限らず、現代は日々様々な研究によって、多くの病気が克服されつつあります。
最新の研究では、がん細胞が発する「伝達物質」を利用することで、再発が抑えられるようになる研究も臨床で利用できる一歩手前まできているそうです。
日本の時代は5月からいよいよ「令和」。
来たる「令和」の時代には「がんは治せる病気」、そうなることを心から願ってやみません。