2019_03_10(日) 07:10

母と娘の絆時間~母、憧れのアーティストのコンサートへ♪

記事投稿: ぶちかぶちか

2019_03_10(日) 07:10

122

記事投稿: ぶちかぶちか

122

同居している母の日々の日課は、『孫の子守り』 です。

平日は私が仕事でほとんどいないので、母にとっては体力勝負でもあり、忍耐との闘いでもあります。

まさにイヤイヤ期真っ只中の次男と日々格闘しながら頑張ってくれている母に、ありがとうとなかなか面と向かって言えない私…

せめて、その感謝の気持ちを形で伝えられればなぁ。

そんな時にちょうどクリスマスシーズン到来。

母に日頃の感謝を形にして伝えられるいい機会です。

母の喜ぶ顔が見たくて

母が喜びそうなものは何だろう?

そういえば、あるアーティストのコンサートに行ってみたいと前に母が言っていた事をふと思い出しました。

調べると、偶然にもそのアーティストが私たちの住む地域で近々コンサートをすることが分かりました。

その後、運良くチケットも取れたので、母親にサプライズでプレゼントすることにしました。

ファンレターを書くほどハマりやすい母

「このアーティストのコンサートに行けるなら、あとはいつ死んでもいいわ^^」

とまで言っていた母。

母親がそこまで好きだったとは知らなかったので少しビックリしましたが、母は昔から少しミーハーな部分があります。

すぐに熱しやすく(冷めやすい)、好きな歌手や俳優にこっそりファンレターを送ろうとしたこともあったようです。

なぜ分かったかと言うと、ある時母が使っていたレターセットの中から書き損じした、「反町隆史様」宛の手紙を私が偶然見つけてしまったからです(笑)

そんな母ですので、コンサートで憧れのアーティスト生で見たら、絶対に大興奮するだろうと期待しながらクリスマス当日を待ちました。

果たして母の反応は?

そして、クリスマスの日。

まず、子供たちにクリスマスプレゼントを渡し、最後に母親にラッピングしたチケットを手渡しました。

クリスマスプレゼントをわざわざ用意してもらったことにとても申し訳なさそうにしていた母でしたが、開けた次の瞬間…

驚きで頭の中が真っ白になったようで、もはや呂律もろくに回っていませんでした。

そして、改めてチケットを確認してもらい、ようやく憧れのアーティストのコンサートに行けることが理解できたようでした。

生きる楽しみを見つけてほしい

私が今回このプレゼントを選んだ理由。

母は私たち家族と同居するために、長年住み慣れた家を離れて見知らぬ土地にやってきました。

新しい生活に慣れようと日々葛藤しながらも、実際は想像していたものと違うことも多かったそうです。

新しい環境や人間関係にも未だ慣れない部分も多く、さらに年齢的な体力の衰えや病気でこの先の不安も多いようです。

そんな母の姿をそばで見ていて、何か気持ちが少しでも明るくなれることはないかと探していたところだったのです。

そんな時に出会えたこのチャンス。

先に楽しみが出来れば、それを励みに色々頑張れるのではないかと密かに期待しましたが、きっとまだ実感がないせいでしょう。

それほど目に見えた明るい変化はないまま、その後も母は日々の不安と再び向き合っていました。

それ故に、自身の体の不調に対する心配も相変わらず多く、愚痴や弱音もよく吐いていました。

このプレゼントは本当に喜んでくれているのだろうか?

私もなんとなく達成感を感じられないまま、あれやこれやと忙しく過ごしていたらあっという間にコンサート当日を迎えることになりました。

思わぬきっかけで母への思いを馳せる

この日のために夫には早めに仕事を切り上げてもらい、子供たちの世話を全てお願いしました。

余裕を持って出発できたおかげで、開演前に母と近くをふらりと散歩する時間が持てました。

母とこんなにのんびり2人で過ごす時間は、恐らく結婚して以来初めてでした。

普段は、私が仕事で忙しかったり家事や子育てでイライラしていることも多いので、母の話もろくに聞いてあげられていません。

独身時代は母と2人でよく旅行にも行っていました。

ここ数年、日々の生活に忙しいことを理由に母の気持ちを一人ぼっちにしてきてしまったのかもしれないな…

母と川沿いのベンチに座り、久しぶりにゆっくり空を見上げました。

空ってこんなに広かったんだなぁ。

気づくと、母親の話を優しく聞いている自分がそこに居ました。

いつもは淡々と母親と会話している私ですが、心に余裕があるとこんなに人って穏やかになれるんだなと改めて気付かされました。

母親もこれから始まる夢の時間に向けて興奮しているためか、いつもより何倍もおしゃべりでした。

散歩途中に、地域の芸術祭にちなんだオブジェの作品が突然目に入ってきたりして、思わぬ芸術と触れ合う機会もありました。

何よりも、母と娘だけでのんびりとした穏やかな親子時間を過ごせたことは、私にとって貴重な機会になりました。

コンサート中に見えた母の素顔

そして、いよいよ待ちに待ったコンサートがスタート!

始まってからちょくちょく母親の様子を横目で見ていたのですが、なんだかあまり笑顔がないようにも見え…

もしかして、具合が悪いのかな、疲れてきたのかなと、気づけばまるでお年寄りを心配するような気持ちになっていた自分に逆にショックを受けました。

ちょうど私たちの席の前に手すりがあり、母も(恐らく)無意識にそこに掴まりながら立ち続けていました。

昔はそんなものに頼らなくてもずっと立っていられたのに…とその姿を見て、年老いてきた母の今ある姿を妙に実感させられたのでした。

あとから母に聞いたのですが、元気がないように見えたのは、実は感動して泣きそうになっていた、とのことでした。

しかも、コンサート前半は自分が知っている曲がほとんどなく、盛り上がり方が分からなかったということで…

幸い、後半は誰もが知っている有名な曲もあったので、母も急に人が変わったかのようにリズムに乗って聴き入っていました。

その姿は、フリも踊りも完璧な最前列にいる熱狂的ファンに負けないくらい、振り幅いっぱいのリズムでノリノリでした。

ただひとつ残念だったのは、母のリズムが他の方よりワンテンポズレていたのと、ノリ方がちょっと昭和の香りが漂っていたこと…

でもかっこよかったぜ、母ちゃん♪


これから楽しみを見つけて生きてほしい

母にとっての夢の時間もあっという間に終わり、帰りの車の中…

「やっぱりまだまだ死ねないわ^^」

もちろん!

まだまだ長生きしてもらわないと!

今回は母の付き添いで一緒に聴いたコンサートでしたが、さすがはプロの歌声、演奏、ダンス、演出全てに感動でした。

「音楽は人の心をひとつにする」

音楽でどれだけの人が救われるだろう。

改めて音楽の素晴らしさを感じられた1日でした。

最後に、今回母ともに一番感謝したいのは、子供たちの遊び相手からご飯、お風呂まで全部やってくれた夫です。

夫がいなかったら実現できませんでした。

パパ、ありがとう!!

これからもたまにこんな感じで母娘で甘えさせてもらいます。

後日談

ちなみにその数日後、母の部屋にそのアーティスト、米〇CLUBの顔の切り抜きが丁寧に額に入って飾られていました。

母のミーハーは未だ健在のようです。

オハナスタイル公式ライター : ぶちかぶちか

ライター応募はこちら

タイアップ

関連記事

オハナかくれんぼ オハナかくれんぼ オハナかくれんぼ

新着記事

オハナかくれんぼ オハナかくれんぼ オハナかくれんぼ
オハナかくれんぼ オハナかくれんぼ オハナかくれんぼ

アクセスランキング

  • 週間
  • 月間
  • 年間

お得なプレゼントの案内や家族に関する記事を受け取ろう!


おすすめコンテンツ

次へ
前へ