2019_01_24(木) 07:00

年齢なんて関係ない!「やりたい!」はすべてをプラスに変えていく!

記事投稿: 二児のパワフルママ

2019_01_24(木) 07:00

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記事投稿: 二児のパワフルママ

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寒さが厳しくなりました。

インフルエンザも流行しています。

あなたの健康管理の取り組みは何かありますか?

我が家は加湿器にアロマを入れて芳香浴を楽しんでいます。

香りの癒しと加湿によるウイルス対策にもなっていますよ。

今日は、私が出会った素敵な方のお話をご紹介します。


92歳、趣味の書道を再開させたい!

ある日のこと。

70代の息子様から私の勤める地域包括支援センターへ相談がありました。

92歳の母が、自宅で転倒し、骨折こそなかったものの打撲による痛みが強く自宅で動くことが大変になっている。

年齢も高齢であることから、なにかいい方法はないものかという内容でした。

ご本人様の生活をうかがう…。

自宅に訪問し、ご本人様とお話をさせていただきます。

お名前は清子さん(仮名)。大正生まれです。同敷地内別棟に相談をした息子夫婦がいます。

自宅で転倒される前は、入浴や着替え、トイレなど身の回りの動作はすべてご自身でできていました。

また、料理が何よりの楽しみで、自分の食事は自分で作る。洗濯や簡単な掃除はご自身で行っていました。

月に2回ほど、交代で市外に住んでいる娘たちが泊まりに来た時には、手料理をふるまうほど。

確かに台所には色とりどりの食器に、たくさんの種類の鍋が置いてあり、本当にお料理が好きなことが感じられました。

大好きな趣味を再開させたい!

お話を伺うと、自宅の環境を整えて趣味の活動に参加できるくらいの体力を取り戻したいというのがご意向でした。

清子さんの趣味は書道。なんと、70歳から初めて習い始めたというのです。

そして、2年前に準師範の免許を取得。現在は師範免許を目指しているとお話をしてくださいました。

「兄弟の中で一番、文字を書くのが上手でなかったの。たまたま地域の方から一緒に教室に行きませんかといわれて始めたのがきっかけなのよ」

と穏やかな口調で教えてくださいました。

実は二階にある寝室が、書を行うアトリエも兼ねているとのこと。

家族も数年前より、1階に寝室兼アトリエを移すように提案したのですが、本人の強い希望で今でも2階のままなのだとか。

書道教室までは、以前は押し車を使って行っていたけれど、転倒後からは通えていないとのこと。

清子さん、息子さんと話し合いを重ね、介護保険の手続きを行い自宅内の環境を整えるお手伝いをしました。

自宅の環境とご本人の努力が重なると…

転倒した場所を中心に、自宅内を転ばずに移動できるような方法を一緒に考えていきます。

こんな時、一番力になってくれるのが、福祉用具相談員。

ご本人の希望通り、できるだけ生活習慣を変えずに過ごすためにはどのような場所に手すりをつければよいのか、どのような形状で、どの位置につければいいのか。

色々なイメージをつけながら、清子さんとお話を続けていくと、少しずつ「実は…」が出てきます。

「こんな方法はどうでしょう?」

と、いろいろな福祉用具を持ってきて、ご本人や家族に具体的に提案し、実際に使っていただきます。

「もしかして、2階での生活は難しいかも…」

「書道教室の再開はできないかも…」

そう思う家族の気持ちや清子さんの気持ちが少しずつ変化していきました。

2か月後。

自宅内に手すりをつけ、家の中を安全に動けるよう歩行器をレンタルすることになった清子さん。

息子さんや娘さんの協力もあり、病院でのリハビリを一生懸命頑張ったそうです。

また、清子さん自身も、病院で教わった運動を息子と一緒に自宅で取り組むなど、体力と筋力の回復に努力したと息子様からお伺いしました。

私が、自宅にお伺いすると、以前よりも明るい表情で私を出迎えてくれました。

「これを見ていただけますか?」

息子様より、掛け軸を渡されます。条幅半紙に書かれた作品です。

「素敵な作品ですね。これはいつ制作されたんですか?」

「実は、先日の地域の文化祭で出展した作品なんです。地域でも最高齢の出展者だったんですよ」

そうなんです。書道教室へ通えるまでに清子さんはお元気になられていたのです。

もう、びっくり!!次の言葉が出てきませんでした。

年齢を重ねても「目標」があれば大丈夫!

介護保険の仕組みは本当に便利だと思います。

しかし、一番大切なのは、ご本人様の「やりたい」という気持ち。

「無理かも」から「これならできるかも」、そして「できた」、「やりたい!」

この気持ちの変化は、実は本来人間が誰しももつ力なのです。

年齢を重ねたことで、自分自身も、周囲の人からも「もう、年だから」といわれてあきらめている高齢者は多いのかもしれません。

清子さんは、ご自身の中から「やりたい」気持ちをきちんと私に教えてくれました。

清子さんの意向を大切にしてサポートしてくれたご家族。

あきらめなくていい方法を提案してくれた福祉用具相談員。

病院のリハビリを頑張れるようにサポートしてくれた理学療法士や作業療法士。

いつでも待っていてくれた書道教室の先生。

公民館の文化祭に展示をしませんかと持ち掛けてくれた地域の住民。

チームで清子さんをサポートできたことに私は誇りに思いました。

あなたも、あなたのご両親も、年齢を原因に自分のやりたい事をあきらめていませんか?

本当はなにがしたいのか、1月の今だからこそ、考えてみてくださいね。

オハナスタイル公式ライター : 二児のパワフルママ

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