2019_01_09(水) 07:00

おばあちゃんのサポート【老いていく家族の介護とこれからのこと】

記事投稿: みぃ

2019_01_09(水) 07:00

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記事投稿: みぃ

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年始年始、皆さんは家族と過ごしましたか??

これまで育児を通じて家族をテーマに記事を書かせていただきましたが、並行して介護もおこなってきました。

ここ数ヶ月急激に体調が悪くなったおばあちゃんの事、今のことを今回は書かせていただきたいと思います。

おばあちゃんの介護

私の家から10分程離れた場所に、父方のおばあちゃんが一人で住んでいます。

おじいちゃんが55歳の時に突然亡くなり、私の両親が離婚し、父も病気で45歳で亡くなりましたので、20年近く一人で住んでいました。

山奥の一軒家に一人で暮らしていましたので、心配になった孫が時々交代で様子を見に行っていました。

そのおばあちゃんが2年前から急激に体調が悪くなり、この1年はこれまでより密に接してきたように思います。

どうして山奥の一軒家にそんなおばあちゃんを一人で住ませているのか・・・。

これは初めて会う人には必ず言われることで、普通なら考えられないことなのですが、他県にいる息子夫婦の元に行くことも、施設に入るのも拒否していたので、おばあちゃんの気持ちを尊重して今の暮らしがあるのです。

私にとっては、おばあちゃんはおばあちゃんと言うよりお母さんに近い存在・・・。

私が産まれて、2年後に年子の弟が二人産まれていたので、幼い頃から子育てのほとんどをおばあちゃんに見てもらったのではないかと思います。

そんなおばあちゃんが、こんなに早く入退院を繰り返すようになるとは思ってもいませんでした。

おばあちゃんは10年前から膠原病の強皮症という病気と戦っていました。難しい病気で治ることのない、進行性の病気・・・。

身体の痛みやだるさ、原因不明の発熱もありました。

お薬を飲んでいても、通院して経過を見てもその病気の進むスピードには追いつけず、ついに去年の春には要支援から要介護への変更にもなり、歩くことも難しくなってしまいました。

こんな状態でひとり暮らしは無理だろうと、施設やデイサービスに行く事をお話すると、なかなか首を縦に振ってはくれない日々・・・。

ケアマネさんとお話を重ねながら、孫である私達が時々様子を見に行って、おばあちゃんをサポートしていました。

さすがに冬の寒い時期に、お家で一人で過ごすことが心配だったので、長い時間をかけて12月の末にお試しで施設のショートステイを利用することをなんとか説得しました。

それは、ずっと思ってきた家族や親戚の皆の願いだったのです・・・。

原因不明の発熱

11月の下旬から、原因不明の熱が上がったり下がったりしていました。39度を超える熱の日もありました。
熱のだるさからか、食事も取れなくなりました。

あんなにご飯が大好きだったおばあちゃんが、ご飯も見たくないと言うのです。

口の中が苦く感じて、何を食べても美味しくないと言っていました。

本当は入院してもよかったくらいなのに、お家で頑張っていました。どんなお家でも我が家がいちばんなのですね・・・。

熱が下がらないので、数日後に入院になりました。

咳やくしゃみをしていなかったので、いつもと同じ膠原病の熱かと思っていました。

インフルエンザでもなく、風邪でもなく、熱の原因を調べて行くと、意外な病気が判明したのです。

粟粒結核(ゾクリュウケッカク)

えっ、どうして??

誰からうつったの???

結核という病気は、身近で病気になった人がいなかったので、昔の病気だと思っていました。

でも、調べてみると今でも結核の患者さんは沢山いるようです。

入院先で結核の検査が陽性反応が出たので、すぐに指定病院に転院になりました。

1ヶ月くらい、熱と食欲不振で苦しんでいたので、おばあちゃんの身体はすっかり弱ってしまっていました。

結核菌がなくなるまで、隔離病棟での入院です。

結核に感染すると色々な決まりがあったり、特殊なマスクをつけて面会することになります。

結核の正しい知識と予防すれば、面会は怖いことではないので、できるだけ会いに行っています。

粟粒結核・・・。

結核の中でも重症な病気らしいです。

今もおばあちゃんは、一日一日を頑張って生きています。

もっと早くに入院させておけばよかった・・・。

そう思うと、今の病状も変わっていたのではと悔やまれます。でも、それは、おばあちゃんが自分で決めた入院のタイミング・・・。

きっと入院すると、もうお家に戻って来れないような、そんな不安と怖さもあったから決められなかったのではないかなと思います。


寄り添うことで見えること

おばあちゃんの介護を通して、色々学ぶ事があります。

人のあたたかさや、冷たさもリアルに感じることができる世界ではないかなと思います。

そして自分の無力さも強く感じています。

寄り添うこと以外何もできないのですから・・・。

私には現在、4歳(もうすぐ5歳)になる娘がいますが、おばあちゃんが入院して会えない(面会できない)生活は娘も寂しく感じているようです。

いつも私の横でおばあちゃんのサポートをしてきました。通院やお買い物、お出かけや頼まれごと・・・。

嫌だと機嫌を悪くしたこともなく、自分から行くと望んでついてきて、いつも隣で私達をずっと見ていました。

去年、幼稚園に入園してからは背も伸びて、おばあちゃんの車椅子をひいてくれたり、手さげカバンを持ってくれたり、娘のサポートも多くなったなと感じています。

おばあちゃんができないことが増えましたが、その分は娘がお手伝いできることが増えて、見ていると悲しいのか嬉しいのか複雑な気持ちではありますが・・・。

娘は幼いながらも、お葬式で人の死を経験しました。

死んだらどうなってしまうのか、命の大切さをよく知っています。だからこそ、病気と戦うおばあちゃんの事を精一杯応援できるのだと思います。

私達は忘れてしまいますが、自分がお誕生日に歳を重ねているように、家族も歳を重ねて老いていくと・・・。

そして一緒に過ごす時間は尊いということ・・・。

おばあちゃんは3月で80歳のお誕生日を迎えます。

あと20年は一緒にいられないと分かると、子育てしてフルタイムで働く私に介護まで加わって、本当なら疲れて倒れてしまいそうな今の私を元気にしてくれるのは、おばあちゃんの笑顔です。

寝たきりで、食事も取れなくなった今・・・。

おばあちゃんに会いに行くことで心に栄養をあげに行っていると思っています。

病院のベッドで待つ一人の時間はきっと長くて孤独で、精神的にもおかしくなりそうな気がします。

会いに行くことで、おばあちゃんのこと忘れてないよ、気にかけてるよって感じてもらえればと勝手に思っています。

まだまだ続く、おばあちゃんの介護生活・・・。

いつ急変してもおかしくない状況ですが、できるだけ明るく楽しくできたらいいなと思っています。

主人の寛大な理解と主人と娘の支えがあれば、きっともう少し私は頑張っていけると思います。

大切な家族の為に・・・。

オハナスタイル公式ライター : みぃ

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