2016_08_28(日) 21:46

40年分の想いを込めた親孝行<東京都在住 50代女性>

記事投稿: オハナスタイル編集部

2016_08_28(日) 21:46

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記事投稿: オハナスタイル編集部

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我々(BOLSTER株式会社)は、皆さんへ親孝行のきっかけと、親孝行を手軽に行うための仕組みを提供しています。今回は、東京都在住の50代女性から、「40年分の想いを込めた親孝行」が届きましたので是非ご覧ください。

 

もう1人のお母さん。

幼少期の大事件がきっかけで、私の父親と母親は離婚しました。

父と兄との3人での生活をしていく中で、そのことが学校や近所に知れわたり、近所の噂になり、外にも出られない状態が続く毎日になりました。

そんな時、父が一人の若い女の人を家に連れて来たのです。それから、毎日のように、その女の人が家に来るようになり、一緒に生活をすることになっていきました。父は「これからは、この人がお前たちのお母さんだよ」と、兄と私に言いました。兄も私も、心のどこかで「お母さんはひとりだけ…。」と離婚した母の事を想っていました。

4人での生活を過ごしていく日々が当たり前になっていくのに、私の心のどこかに、新しい母に馴染めない、受け入れられない気持ちが強く、子供ながらに酷い意地悪をたくさんしました。それでも、新しい母はめげることなく、父と兄と私のために、一生懸命に、面倒を見てくれました。



 

新しい生命の誕生。

そんな、居心地の悪い生活を続けているうちに、父が兄と私に「兄弟ができたから…。」と伝えてきました。私が中学2年生の時です。新しい母が私たちの前に現れてから、7年の歳月が経過していました。

私は、新しい母を「お母さん」と呼べずに、ここまで、月日が経ち、しかも新しい命がこれから、私たちの前にやってくる。形だけでも「お母さん」って呼んであげなきゃいけない…。と思い、新しい命が誕生した時に、初めて「お母さん」と呼んでみました。

すると、母は泣いて喜んでくれました。兄も父も、私が母を受け入れられないでいたことが克服できて、喜んでいました。

 

14歳も年の離れた妹のお蔭で。

家族が5人になり、妹が誕生したことで、家庭の中が明るくなり、今までの私の心の中で葛藤していた気持ちが穏やかになり、家族というものの温かさを感じることができるようになりました。そして、私も成長することができ、人に優しくする心を持つことができるようになりました。きっと、妹がいなかったら、私はずっと、新しい母を受け入れられなく、1人で卑屈になっていたと思います。14歳も年の離れた妹のお蔭です。

 

父と母と妹の3人の親子の生活をさせてあげたかった。

兄も結婚し、私も就職して思ったことは、父と母と妹の本当の家族だけで生活することが一番良いことなのではないかと思い、当時、付き合っていた男性と同棲を始め、半年後に結婚をしました。

そして、数年後、父が還暦を迎えた時に、私は父に赤いものを持たせたくて、悩んだ末にルイ・ヴィトンのエピの赤で作られた、小銭入れとキーリングがついた財布を送りました。私は、その当時、百貨店で働いていたので、お洒落で長く愛用できる物として、この品を選びました。父は赤い財布なんて…。と思ったかもしれませんが、小さい財布で鍵も付けられ、使い勝手が良いものだから、毎日仕事に持って行き、実は80歳になった今でも、使ってくれているのです。

 

母の一言が忘れられずに。

ある時、母が、父が使っているヴィトンの小銭入れを見て、「私も還暦の時にお父さんみたいにヴィトンのお財布が欲しい…。」って冗談めいた言い方でこぼしたのです。

それを私は忘れずに、母が還暦になるまで20年余り…。母の還暦のお祝いは、父よりも豪華なヴィトンの赤いお財布を買ってあげようと心に決めてきました。母は父と歳の差が19歳。兄と私の母になった頃は、まだ20代の若さでした。

私が結婚して、母の取った行動を想った時に、母の様なことは私にはできないと感じ、そして人間として素晴らしい人であると感じました。

 

40年分の親孝行。

3年前に母が還暦を迎える年になり、前もって私はヴィトンを訪れ、赤が使われている素敵な財布がないか下調べをして、還暦のお祝いにふさわしいヴィトンの赤の財布を送りました。そして、「私の面倒を40年間見てくれてありがとう」と感謝の気持ちを伝え、私が今あるのは父と母と妹のお蔭でもあるので、家族3人に温泉旅行を招待しました。

父は、私が母と妹を大切に思ってくれて嬉しいと言い泣きながらお酒を飲んでいました。私は、物で釣るような感じもして、一瞬ためらいもありましたが、父と同じようにお祝いをしてもらいたいという母の願いを叶えられたことで、40年分の親孝行ができたような気がしました。母だけではなく、父にも喜んでもらえて、父にも親孝行ができて良かったです。

家族には色々な形の家族がありますが、私は育ててくれて母に、とても感謝しています。

 

<執筆者: 東京都 50代女性 ペンネーム:モモのママ>

 

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