2018_09_20(木) 09:10

知っているようで知らない、認知症の正しい知識(後編)

記事投稿: 二児のパワフルママ

2018_09_20(木) 09:10

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記事投稿: 二児のパワフルママ

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認知症ときいて思い出す症状は「忘れてしまうこと」だと思います。

また、道に迷って戻れない、家族の顔を忘れてしまうなどでしょう。少し詳しく説明していきます。

認知症には二つの症状がある。

ひとつめは、「中核症状(ちゅうかくしょうじょう)」といいます。

これは、脳の神経細胞壊れることで直接現れる症状のことです。

ふたつめは、「行動・心理症状(こうどう・しんりしょうじょう)」といいます。

これは、認知症となった人が置かれている環境や性格、人間関係、周囲の環境、身体状況によって大きく変わってきます。

ここが違うので、認知症の方の対応に苦慮する人が多いのが実情です。


「中核症状」って何だろう

・記憶障害

わかりやすく言うと新しいことをなかなか覚えられない症状です。体験自体を覚えられなくなります。

・見当識障害(けんとうしきしょうがい)

時間・季節・人がわからなくなる症状です。

・実行機能障害(じっこうきのうしょうがい)

段取りよく物事をこなせなくなる症状です。仕事や家事が難しくなります。

・失行、失認、失語

人や物が分からなくなる症状です。

これらは認知症の方が共通して現れる症状です。治ることはありません。

「行動・心理症状」ってなんだろう

徘徊、暴言、暴力、不安、うつ症状、焦燥感、幻覚、妄想といった症状です。

これらは、本人の性格や周囲の環境、体の状況、人間関係等によって出現するものです。

ということは、周囲の環境を整えていくことで症状を緩和することも可能です。

環境を整える方法は?

一番は認知症の症状が出ている本人へ「安心感を与える」ということです。

健康な方でも不安は緊張を生み、失敗へとつながります。

認知症の方も同じです。

もし、失敗したとしても「大丈夫」と安心してもらえるよう声をかけましょう。

「なんでできないの?」「同じことを何回も聞かないで」などの発言は、さらなる認知症の悪化につながります。

実は一番介護を頑張っている人に出る「妄想」

「財布を取られた」「ご飯を食べさせてくれない」など、攻撃の対象になる家族がいます。

いくら、病気といえどもそのように言われると辛いものです。

しかし、認知症の方に対して、一生懸命にかかわっている方や信頼している人だからこそ、妄想の攻撃対象になってしまうのです。

もし、家族にそのような妄想の攻撃対象となっている人がいた時には「あなたが介護を頑張っているのよ。」と教えてあげてください。

介護をしていると気持ちの余裕がない

自分自身、認知症の家族のことで相談を受ける立場です。家族の方からは「同じ話を何度もよく聞いてあげられるよね」と言われます。

それは、仕事だからです。そしてお話ししている間と期間が決まっているからです。

介護している家族にはそれまでの関係性や、感情、負担感等があります。

24時間優しくできる事は本当に稀です。

安心感を与える環境を作ることが必要と分かっていても、できないのも仕方ありません。

そんな時にはいつでも気持ちを吐き出せる場所を作りましょう。

認知症の人に必要なもの

それは、自分自身の不安に寄り添ってくれる人です。そして「何もできない人」ではないことを理解してくれる人です。もしかしたら、子育てと近い部分があるかもしれません。

一緒にできる事を行うこと、わかりやすい言葉で伝えていくこと、さりげなくできるようにフォローすること。人生の先輩としていつくしむこと。

薬よりも認知症の症状が進みにくくなる一番大切なことなのです。

オハナスタイル公式ライター : 二児のパワフルママ

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