2018_06_21(木) 09:00

『専業主婦になったきっかけ』編
~3児の母親の専業主婦物語~その5

記事投稿: リコ

2018_06_21(木) 09:00

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記事投稿: リコ

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皆さんの「専業主婦」のイメージはどんなでしょうか?
私の「専業主婦」のイメージは、家事をして、ご飯を作って、ソファでゴロゴロ横になって、ワイドショーを見る…。
働かずして暮らせる!夢のような日々。でした。

そんな暮らしに憧れを抱きつつも、結婚後もしばらくは共働きだった我が家。
「いつかは専業主婦」の夢はあったものの、結婚前までは気ままな自営業だった旦那。

当時、結婚する為に安定した仕事に就職したのですが、生活に余裕があった訳でもなく、私も仕事は続けていました。
元々自営業だった時にあった支払いが、まだ払い終わってなかったので、2人で働いていてやっとの生活。
もちろん専業主婦なんて夢のまた夢。

そんな私が専業主婦になったきっかけは、出産でした。

結婚してから3年、なかなか子供に恵まれませんでした。
そもそも子供より犬が好きだった私たち夫婦は、室内で5匹の犬と暮らしていました。
犬がいれば子供は居なくてもいいねーなんて考えて始めてた頃、妊娠が発覚。

戸惑いながらも、未知の世界にワクワクし、いざ出産。
産んでみたらもう、可愛いのなんの。
信じられないくらい小さくて、柔らかくて、いい匂いで、儚くて…

人生観をすべてひっくり返すような可愛さでした。
出産を終え、自宅での育児が始まってからも、3時間睡眠なんて何も苦にならないほど、新しい生活を楽しんでました。

ですが出産の為、私は仕事を辞めました。
アルバイトでしたので、産休もありません。
妊娠9ヶ月まで働かせてもらったのですが、最後の給料が振り込まれたら、出産後は私の収入はゼロです。
2人で働いていてもカツカツだった我が家には、このまま子を育てる経済力はありません。

なので、保育園で預かってもらえる生後2ヶ月から、仕事を再開する他ありませんでした。
出産前から生後2ヶ月になったら働く予定でした。



でもいざ産んで、腕の中に抱いていると…
こんなに小さい子を保育園に預ける…
まだ首も座らないのに…

やっとおっぱいを上手に飲めるようになったのにミルクをあげなくちゃならない…
こんな小さいのに…
こんなに小さいのに…と、生後2ヶ月に近づくにつれ、寝顔を見ては泣いてばかりいました。

「小さいうちから預けた方が社会性が身につく。」
「小さいうちから預けた方が丈夫な子になる」
「小さいうちから預けた方が……」
なんとか自分に言い聞かせてました。

でも、どうしても手元で育てたい。
せめて、3歳。
せめて3歳まで手元で何とか育てたい!
その湧き上がる感情を抑えることが出来ませんでした。

そこからとにかく娘を預けずに、暮らしていく方法を考えました。
少なくとも私の失業保険は入る。
僅かな貯金と、頂いた出産祝いで半年先までの家賃は払える。
自営業の頃の負債は、支払額が大きかったのですが、その頃は半年後には月々の支払いが10万円ほど楽になる予定でした。

色々考えて、ノートに先の収入支出を書き出し、いらないものはとことん節約。
そして旦那に直談判です。
「保育園に入れず、この子を3歳まで育てたい。たとえ借金をしてでも3歳までこの手で育てたい」と。

私の決意は固かったです。
生活の為ではなく、子供の将来の為に働くママもたくさんいます。

でも私にとっては3歳までの3年、あわよくば幼稚園に入れるようになるまでが、親としても1番何かを得られ、子供にとっても大事な期間だと思ったのです。
これは子供の為と言うより、私の為です。
「子供は3歳までに一生分の親孝行をする」と、何かで聞いたことがあります。
可愛いのは3歳までとか、三つ子の魂百までとか、とにかく3歳までって将来生きてく上で大事な3年間なんだと。

保育園に入れるのが辛くて毎日泣いていた時は、「しょうがないよ」と言っていた旦那も、「生活さえ出来るならいいよ。君さえよければ実家に入れてもらえば家賃も光熱費も浮く」と言ってくれました。

「旦那の実家…」
かなり抵抗はありましたが、それだけで家賃プラス光熱費で、更に10万円ほど浮くとなると、貯金だって出来るし、学資も生命保険も入れるくらい生活が楽になります。
なので、近い将来義実家に入ることを前提に3歳まで(幼稚園まで)、手元で育てる事になったのです。

結果、「専業主婦」と言う形になりました。

本来夢見てた「専業主婦」とは、成り行きが違いますが、職業欄には「主婦」と書くようになり5年が経ちました。
もちろん「テレビを見ながら一日中ゴロゴロ過ごす」なんてものは勝手なイメージで、一日中家にいるからといっても、子供がいたらそうは行きませんでした。
保育園に行かないかわりに、親がたくさんの事を経験させないといけません。

今、上の子は年中で、下の2人はまだ園には通ってません。
来年から幼稚園の学費の無償化が一部始まり、上の子は対象になる予定です。
再来年からは、すべての幼稚園・保育園が無償化されます。
もう少し「専業主婦」で居られそうです。

子供たちの将来の為に、少しでも多くお金をを貯めておきたい所ですが、長い人生のうち、こんなにも母親と密接に過ごしてくれる短い期間を、大切に過ごしていきたいです。

オハナスタイル公式ライター : リコ

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