2018_05_27(日) 15:00

『大切な息子の為だからこそ出来る我慢』編
~知的障害のある子どもの子育て日記~その1

記事投稿: トラちゃん

2018_05_27(日) 15:00

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記事投稿: トラちゃん

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長男は、赤ちゃんの頃から発達面で色々と遅れていました。

1人目の子供だし色々なことが分からなくて、お医者さんに「健診で様子をみましょう」と言われては、他の子供と比べて遅いだけで、この子のペースで成長してくれると信じていました。でもやっぱり息子は周りの子供とは違い、健診も毎回憂鬱でした。1歳6ヶ月健診では、普通のハイハイが出来ない息子は注目を浴びました。みんなが出来ていることが出来ず、ほとんどの子が歩いているのに歩くことが出来ず、本当に辛い思いをしました。

後日、保健師さんから連絡があり、自宅を訪問してくれることになりました。知識もほとんどなかったので、目が合わない、クレーン現象、息子の名前を呼んでも振り向かないなどから、私と私の母は自閉症を疑っていました。ところが、保健師さんが訪問して下さり、まず最初に「自閉症というより、知的かな?」とおっしゃいました。少しショックを受けましたが、多くの子供をみている保健師さんの言ったことだったので、そうなんだろうと確信しました。確かにネットで調べた自閉症の特徴とは違う所もありました。それから、保健師さんや心理士さんと面会を何度かして療育施設の存在を知り、息子が2歳になってすぐの頃から通うことになりました。

療育施設の見学や面談時には比較的機嫌良く居たものの、いざ通うとなると、息子は入るなり泣き暴れ、頭を自ら床にぶつけ、大変でした。我慢しようとしても、何度か私も一緒に泣いてしまうこともありました。そんな時、療育の先生が、「お母さん、大丈夫。ここに来てる人はみんな分かってくれてるから。」というようなことを言ってくれて、凄く安心してまた泣いてしまいました。

息子は、みんなと同じ部屋になかなか入ることが出来ず、ほんの3〜4時間ですが療育へ行った日はどっと疲れたのを覚えています。その頃は、まだ言葉を発することはなく、先生達に色々とアドバイスを頂き、子供がしようとしていること、思っていることをこちらが言葉にして言うことを意識して接しました。子供が何を言おうとしているのか分からなくても、とにかく、なんでもいいから言葉にして言うことが大事だということでしたが、なかなか難しかったです。

週2回の療育でしたが、毎回家を出る前は嫌だと泣き叫ぶ子供をなんとか車に乗せて行くのが少し苦痛になっていました。車に乗っても、車の中で着くまでずっと泣き叫ぶこともありました。叩かれたり、腕を噛まれることもありました。お互い、こんな思いまでして行かなくてはならないのかと疑問に思うこともありましたが、先生方の話や保健師さんの話を聞いてはなんとか頑張ろう、この子の為に必ずなると信じて耐えました。

保育の時間は、椅子を並べて皆んなと座る、先生の話を聞く、皆んなと同じ作業をする、など集団生活で必要なことなどをしますが、息子は周りに合わせることは難しく、抱っこが多かったです。



一方で、療育へ通うことにより、療育へ通う子供達の母親と会ったり話すことで少し気持ち的にも楽になれることもありました。あまり子供のことで話せる友人はいなかったので、療育で同じような悩みを持つ親と話すことが一つの楽しみでもありました。

家族には理解してくれる人、理解してくれない人がいて、そんなのに行ったって何かの役に立つのか、あんなに嫌がるのに無理やり連れて行かなくても良いと言われるなど、なかなか大変な幕開けでしたが、こうして、母と息子の療育へ通う生活が始まりました。

次回に続きます。

オハナスタイル公式ライター : トラちゃん

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