男女共同参画が進んだ社会では子育てにおいては、授乳など生物として難しいもの以外は男女がほとんど同じことができるという風に言われますが、実際に、僕もそう思いながら子育てをしています。
もちろん、基本的なスタンスは夫婦でいろいろ違いますけど、それは男と女だからということでもないような気がしていて、単純に人が違うからだと感じながらやっているわけです。
でも、実はシンプルに男性が苦手なこともあります。その一つが、娘の髪の毛を結うこと。
これは男女で圧倒的に経験の差が出ます。
日常で「髪を結う」経験が少ない男子たち
僕は比較的髪が長い時が多かったので自分の髪の毛を結んだ経験もありましたが、それも大人になってからの話。
小さいころから髪の毛を結い続けてきた女性たちとは、まあ数倍、数十倍の回数を経験しているわけです。
さらに、もう一つ、大きな違いが、自分自身の髪を結ってもらったことがあるかどうか?さすがにこの経験は僕にはないし、今の子育て世代の男性にはほぼないでしょう。
何せ“男子はスポーツ刈り”みたいな時代でしたから。
娘がいると「そうも言ってはいられない!」
ところが、我が家には二人も娘がいるわけです。
毎朝学校に行く前などはやっぱりそこは妻がかわいく仕上げてくれるのですが、公園に行ったときやご飯を食べに行ったときなどなど、二人でいるときは当然、僕が結ばないといけないわけです。
これがまあ決まらないわけです。
これは困った。
ということで、高校の同級生で、同じパパでもある美容師、埼玉県蓮田市にある「ラフォンテ蓮田店」の立石祐二さんにポニーテールの結び方を教えてもらいました。
教えて!プロの美容師さん!
ポイントとなるのは、結ぶ場所。
あごの先から耳を結んだ延長線上にある後頭部。
ここが一番きれいに見えるポニーテールを結べる「ゴールデンポイント」なんだとか。
これより高い位置で結ぶとちょっと幼い感じになって、低い位置で結ぶと落ち着いた印象になるとのことです。全然、知らなかったです。
場所がわかれば、あとは結ぶだけ、と思ったらそもそも髪をまとめてゴムで結ぶのがまた難しい。
どうしても全部の髪の毛をしっかりと結ぶことができません。
いわゆる後れ毛というのが出てしまうのです。
一般的に男性のほうが手が大きいから髪の毛はまとめやすいそうですが、一度に結ぼうとしないで、まずは上半分を結んでから下の髪をまとめて一緒に結び、最後に最初に結んだゴムをとるときれいになるとか。
面倒臭がってはいけないのですね・・・。本当に勉強になりました。
最後に、結んでもらったことがない僕らが気を付けないといけないのが、髪の毛をしっかり束で持つこと。
いわれてみれば気づくことなのですが、大きい束で持たれたほうが痛くなくて、ほんの少しの髪だけを持って引っ張られるとすごく痛い。
これが娘に嫌がられる理由だったんですね・・・。
これでもう娘と二人のお出かけも怖くない!これから暑くなってくると、より結ぶチャンスは増えますからしっかり学んでおきましょう!
スゴパパの道は一日してならず。
スゴパパ工場 工場長 杉山錠士
http://www.george-sugiyama.com/sugopapa/
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